こんにちは!
ツアラテック立ちゴケ係の水谷です。
今日はBMW R1200GSのヘッドカバーガードの話。
R1200GSは「どちらかというと」重たいバイクなのですが
立ちゴケしちゃったときなど起こすのは驚くほど簡単。
それは、この横に飛び出したシリンダーのおかげです。
バイクが完全に横倒しにならず、まるで250ccのバイクのように楽に起こせます。
なので、バイクを倒してしまったときはこのシリンダーヘッドにすべての衝撃が加わるんですね。
で、この衝撃をもろに受けるシリンダーヘッドカバーは薄いアルミでできています。
すぐに割れます。割れるとオイルが噴き出してきて、基本走行不可となってしまいます。
そこでシリンダーヘッドが割れないようにツアラテックやBMW純正でもエンジンガードが出ていて、このガードはすべてのボクサーエンジンにオススメしています♪
コレが装着されていればほとんどの場合はシリンダーヘッドカバーが損傷することはありません。
ただし、オフロードにある石や縁石などたまたま出っ張ったところに転倒ーヒットするとひとたまりも無く割れます。
そこでオススメするのはシリンダーヘッドカバーのガード!
市販の樹脂製のものなどもありますが、オススメはクリアランスのある金属製です。
今回仲間のライダーT氏のガードが転倒時に岩にヒットしたらしく変形していたので裏側を見てみると、バンパースペーサーの役割をしている裏面のプラスティック部分が割れていました。
2mm厚のステンレスが大きくへこんだほどの衝撃ですから、樹脂製のガードやましてやガードがなかったら走行不能に陥っていたことは間違いありません。
プラスティック部分はスペーサーの役割で衝撃がかかった場合はヘッドカバーを壊さずに自分が壊れるという設計思想なので今回は役目を果たしたと言うことです。
また、このまま使っても問題ないレベルでしたのでステンのガードを裏からたたいて修正して再使用することになりました。
オフを走らない方でも、エンジンガードはオススメです。
オフを走る方は、ヘッドカバーガードの併用がオススメです。
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