デナリの新商品
DIALDIM(ダイヤルディム)の動作紹介です。
今までキャンスマートでしか実現出来なかった以下のような様々な機能が実現出来る
ライト好きにはたまらないユニットです。
また、通常点灯時の消費電流も減らせるため小排気量車など発電量に制限のある車両にも大光量のランプをつけられるメリットも!
動作時イメージ
一番左は何もフォグランプが付いていない状態です。真ん中と右はフォグランプ点灯時でLEDのボリュームはそれぞれのフォグランプの明るさを表示します。
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経験的な話ですが、DMのような小型ライトでもレンズ色をアンバー(オレンジ色に近い色)にしたら、クルマとかに割り込まれることが激減しました。白いライトが溢れている中、アンバー色はバックミラーの中でも目立つのでしょう。暗めでも普段からアンバー色のランプをつけておくのは安全上のメリットもありそうです。
今回は回路1にデナリ最小ライトのDM, 回路2に最強のD7を接続して説明します。
回路1も回路2もON/OFFや調光出来ることに違いはありませんがウィンカー配線を接続した場合に動作に違いが出てきます。
回路1はウィンカーと同調して点滅します。例えば普段調光して15%で点灯していてもウィンカー動作させると100%でウィンカーと同じ点滅をするようになります。レンズをアンバー色にしていればフロント側のウィンカーとして使うことも出来るかもしれません。
回路2はウィンカー作動時に作動側のランプだけ消灯します。ウィンカーを見やすくするための動作です。ウィンカー動作が終わるとボワッと再点灯します。
こちらは配線図
最低限必要な配線は赤で囲んだ3本です。
アクセサリーとは、キーをONにした時に12Vになる線です。
キー裏や、ブレーキスイッチの上流側でとることも多いと思います。
この線が12vになっていないと本体は全く動作しません。
特殊な場合でエンジンキーが無い車両などの場合やテストで動作させたい時などはこの線をバッテリーの+ターミナルに接続しても動作します。
この線をアクセサリーに接続することでキーをオフにした時にライトが消えてバッテリー上がりを防止します。
ハイビームにすると、ONになっている回路はどちらも瞬時に100%点灯に切り替わります。暗い道でハイビーム+フォグランプ100%点灯で走っている時などに対向車が来たり、前走車に追いついた時はロービームに切り替えるだけでフォグランプも自動的に減光するのでとても便利です。その逆もしかり。 ハイビームスイッチは使いやすいところに配置されているのでワンタッチで動作することは安全上も非常に良いです。 個人的にはこの配線はつないで使用したいところです。
ホーンを接続するとホーン鳴動時にフォグランプが点滅して安全性を高めます。
電圧チェック機能
キーオン時にバイクのバッテリー電圧チェックを自動的に行って表示する機能です。
電圧が11.8V以上ある時はグリーンLED8個が点滅します。
電圧が11.8V以下の時は赤のLED8個が点滅します。
電圧が10.8V以下の時は赤のLED4個が点滅し、バッテリーを守るためにフォグライトは点灯しません。電圧が10.8V以上になると自動復帰します。
ダイヤルコントローラー部分は一般的な22.2mmのハンドルバーにクランプ出来るようにブラケットが付属しています。
その他にも背面は平面で作られているので両面テープで貼り付けて固定することも可能です。
サイズはおおよそ横45mm、高さ37mm、奥行き20mmです。
サイズ感としては文末の写真をご覧下さい。
このほか、電子ヒューズ機能が付いております。
それぞれの回路を独立して設定出来ます。
設定値は1A,2A,4A,6A,8A,10A,15A,20Aです。
DM:4A
D3FOG、D3Driving:6A
DR1:4A
S4:8A
D4:10A
D7:15A がメーカー推奨設定です。
電子ヒューズの設定方法
コントローラーボタンを7秒間押し続けると設定モードになります。回路1と回路2を切り替えるにはダブルクリックです。回路に応じたLED(青または緑)が点灯します。
ダイヤルを回して設定したら2秒間ボタンを押し続けると設定モードが終了します。
ちなみにダイヤルが赤で点灯している場合は電子ヒューズが作動したことを示しています。この場合は再設定または配線の点検をして下さい。
コントローラーのサイズ感
ハンターカブ(CT125)
セロー250
TENERE700
アフリカツイン CRF1000L アドベンチャースポーツ
KTM150EXC
普段は車幅灯的にフォグランプを使用して、必要な時に明るく出来るユニットです。
小排気量車でもバッテリーへの負担を軽減出来るのでオススメです。
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