【Can Smart 解説その2】
キャンスマートは車両のCANシステムと連携して動作するユニットです。現在KTM,BMW,ハーレーに対応しています。
今回は4つある出力のタイプ設定について解説します。
通常は回路1(赤)と回路2(青)はライト用、回路3(黄)はホーン、回路4(白)はブレーキライト(バックフォグ・ハイマウントストップランプ)に割り当てられていますがこの機能で割り当てを変更することが出来ます。
【ライト設定】は通常通り左右のペアとして設定できるほか、右側設定、左側設定も行えます。左右のペアとして設定すると、機能設定でウィンカー作動時に左右とも消灯する様に出来ます。 片側設定にするとウィンカー作動時に作動ウィンカー側のみ消灯する設定も出来るようになります。
【アクセサリ設定】にすると、キーをオンにすると12Vを出力するイグニッションキー連動の出力となります。キーをオフにしてから出力が切れるまでのディレイタイムの設定も0秒から60秒の間で設定可能です。
【ウィンカー設定】にすると、デイタイムライトとして使いつつウィンカー作動時にウィンカー動作をするようになります。デイタイムライト時の明るさとウィンカー時の明るさは独立して設定できます。 DMやD2ライトにアンバーレンズを組み合わせたときなどに使えます。
【ブレーキライト設定】にするとブレーキ時に点滅/点灯や点滅→点灯にしたり、強いエンジンブレーキ時に点滅/点灯するように設定できます。
【ブレーキライト&ウィンカー設定】にするとテールランプ/ブレーキランプ/ウィンカーとして使用できるようになります(アメリカでは赤いウィンカーが認められています)明るさはそれぞれ独立して設定できます。
【電熱ベスト/グローブ設定】にするとBMW純正のグリップヒーターと連動して動作します。グリップヒーターLowで20%、グリップヒーターMiddleで50%、グリップヒーターHighで100%となります。12V出力です。
カテゴリー: Denall Electronics